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漢方薬剤師 荒川充洋の健康みみブクロ
秋の湿邪が冬になって悪さをする
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作成日時 : 2008/11/21 14:11
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平成20年の夏から秋にかけては、夏のゲリラ豪雨から秋雨前線やらで、
雨や曇りの日が多く湿度の高い日が続きました。そして地球温暖化と、
云われるなかで、急激な寒波が襲来し例年よりも早い初雪となりました。
これは、夏から秋にかけての雨による「湿邪」が人々の身体の中に深く、
入り込んで、その上更に「寒邪」が毛穴から体内深く侵入します。
これは、漢方の聖典「傷寒論」の傷寒例12条に記載されている
「秋に湿に傷らるれば、冬必ず咳嗽す」
秋に、湿邪に傷つけられた人(湿度の多い気候風土とビール飲食)は
冬の寒に会って、咳がひっきりなしに出るようになります。
このような時の処方は、「五味子」「乾薑」「細辛」などの生薬が中心に
なります。
代表的な処方は「小青龍湯」や「麻黄細辛附子湯」「苓甘薑味辛夏仁湯」
などです。
西洋薬の咳止め飲んでも効果がない人は、漢方薬の温める薬を飲んで下さい。
エキス剤や散剤を飲むときも必ずお湯で飲んで下さい。
冬場の常用薬としては「人参湯」や「補中益気湯」を高齢者の方には、
「桂枝加朮附湯」がお勧めです。
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