方術の玉手箱其の八十四が出来ました。後編

新型コロナウィルスとの対処法 新型コロナウィルスは指定感染症なので入院治療が原則ですが入院調整などの自宅療養者は薬も無く経過観察のみ、なので酷い症状にも我慢して耐え忍ばなければなりません。このような時の漢方のサポートは、西洋医学のように「ウィルスを直接叩く」のではなく「邪気を体外へ追い出す」「衰弱した五臓を補う」「倦怠・発熱・咳・呼吸…
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方術の玉手箱其の八十四が出来ました。前篇

令和三年 辛丑 水運不及の運気 令和三年の干支は辛丑の「水運不及すいうんふきゅう」です。水運不及の年は、五行の相剋の理で「土剋水どこくすい」に当たる土の作用が強大になり、土気である湿気が勝まさってのさばり、夏の成長作用が抑制されることなく行われ、夏の土用の化成作用が急速にされます。また、熱い雨がしばしば降ります。このとき天空では土星の…
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方術の玉手箱其の八十三が出来ました。後編

亀鹿二仙膏の現代への応用 昔時むかしと異なり科学技術が進歩する事で、医療も麻酔・手術、放射線、抗生物質、抗がん剤などの登場で、命を救える範囲が広がりましたがその反面、副作用による生体へのダメージも酷ひどく、予後が悪くなったり老化が促進されるリスクが増えました。放射線治療を受けた人は電子レンジで焼かれるように、組織や細胞の内部まで熱が回…
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方術の玉手箱其の八十三が出来ました。前篇

人の成長と老化による陰陽の気の虚損 人の成長は、生まれたての赤ん坊の肌は、みずみずしくプルプルで体温も高めですが、老人になると骨や体もガタガタで肌はカサカサになり体温も下がってきます。これが老化でカサカサは保水力の低下で陰虚といい、体温の低下は自発熱産生能力の低下で陽虚と云います。この陰虚と陽虚が合わさって進行することで加齢が進み、死…
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方術の玉手箱其の八十二が出来ました。後編

冬の土用にご用心 立春前18日間が冬の土用の期間です。 五行の水(冬)が五行の土(土用)に剋されるので、五藏の腎や五体の骨(髄)が弱められます。 透析の患者さんやアトピーでステロイドを常用している人、 血圧で降圧利尿薬を常用している人、手術をされた人などは、厳冬の寒気で腎が冷えて症状が悪化します。 特に手術…
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方術の玉手箱其の八十二が出来ました。前篇

迎春行事と犬の磔はりつけ 古代中国では春を迎える為の迎春行事として、冬の終わりの月である、 季冬きとうに城門の全周(図128)に「犬の磔はりつけ」をして、春の木気がスムーズに東方からやって来れるように 呪まじないを執とり行いました。これを怠おこたると、春(五行の木)になって作物の芽(生)が出ても 西(五行の金)か…
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方術の玉手箱其の八十一が出来ました。後編

止血の漢方療法 1. 60歳代女性、透析患者で抗血小板薬のプラビックスと睡眠藥のドラールを服用。口内を噛んでしまって出血が止まらなくなってしまった。田七人参の粉末を患部に付けて残りを飲んだら出血が止まりました。1か月服用したら血小板の検査値が9.6から12.2に上がりました。 2. 80歳代女性、脳出血の既往歴があり、パナルジンを数…
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方術の玉手箱其の八十一が出来ました。前篇。

血液サラサラの薬で血が止まらなくなる恐怖 現代の医療では「血液サラサラの薬」が幅広く使われております。一般的には「血液をサラサラにしてキレイにさせるクスリ」といった認識がなされておりますが、「血液サラサラ」というのはキラキラネームでその正体は血小板の凝固を抑制する抗血小板薬です。抗血小板薬にはアスピリン、プラビックス、パナルジン、プレ…
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方術の玉手箱其の八十が出来ました。後編

横紋筋融解症の漢方の対処法 スタチン系薬剤を服用している人には必ず横紋筋融解症が発現していないかチェックします。身体の内部の骨格筋は異常が出ているかどうかが外からは見えないので、患者の訴えから想像します。背骨を支える筋肉が弱くなるので腰が曲がりやすくなります、筋肉が細くなり、腕の筋肉がコケル、腕の力が無くなるので茶碗を落としてしまう、…
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方術の玉手箱其の八十が出来ました。前篇

コレステロールの薬で筋肉が溶けてゆく副作用の恐怖 コレステロールが高いと、ビタミン剤を処方するよう簡単にメバロチンやリピトールなどの高コレステロール血症治療薬が処方されますが、実はある奇妙な副作用を抱えております。その一つが「横紋筋融解症」と呼ばれる深刻な副作用です。横紋筋融解症は,筋肉をつくっている骨格筋細胞に融解や壊死が起こり筋肉…
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方術の玉手箱其の七十九が出来ました。後編

肺と皮毛ひもうと六淫りくいん 天の六気(暑・湿・火・燥・寒・風)が人に害を為せば、暑邪・湿邪・火邪・燥邪・寒邪・風邪の六淫となります。 五藏は、肝・心・脾・肺・腎とあり、五體は、筋・血脈・肌肉・皮毛・骨とあります、この中で外界に接して外界の温度・気圧・湿度を感じているのが五臓の肺と五體の皮毛です(図123)。その為、この六淫…
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方術の玉手箱其の七十九が出来ました。前篇

異常干支とパラダイムシフト 令和2年の干支は庚子の金運太過です。干支の庚子は異常干支と呼ばれ、 今まで考えられなかった大きな変化(パラダイムシフト)が起こります。 かのえ・庚こうは更こうに通じ、令和3年の、かのと・辛しんは新しんに通じます。 つまり更あらたまり新あたらしくなる革命的変革のパラダイムシフトが2年かけ…
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方術の玉手箱其の七十八が出来ました。後編

桃は不老長寿の薬になり仙人が食べるものという事で「仙果」と呼ばれていました。古事記ではイザナギノミコトが亡くなった妻が忘れらずに黄泉の国まで行って怖ろしい化け物に変身した妻を見て驚いて逃げて黄泉の国の亡者に追われた時に桃の実3個を投げつけて亡者を退散させ、この世に帰ってこれました。 また京都にある陰陽師・安倍晴明の「清明神社」には厄除…
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方術の玉手箱其の七十八が出来ました。前篇

仲秋の名月と孟仲季 十五夜は仲秋の名月と呼ばれ古来より満月を愛でる風習がありました。古代中国では1年を春夏秋冬の4つに分けて、これを四時と呼びました。更にそれを孟仲季3つに分割しました。そして春三月はるみつきの始めを「孟春」仲程を「仲春」終わりを「季春」と呼びました。同じように夏三月を「孟夏」「仲夏」「季夏」、秋三月を「孟秋」「仲秋」…
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方術の玉手箱其の七十七が出来ました。後編

金運太過の対処法 金運が太過になり金気が木気に相剋の勝しょうを行うと、火気が復ふく=報復をなして炎暑がおそってきます。この炎暑の邪気が火剋金となって肺の機能を傷害します。又、金の気が強すぎると相生そうじょうにあたる「金生水きんしょうすい」の作用が阻害されるので、五行の水の反乱=相性の逆ぎゃくが起こります(図120)。このため夏の暑さに…
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方術の玉手箱其の七十七が出来ました。前篇

令和二年 庚子 金運太過の運気 令和二年の干支かんしは「庚子かのえね」で運気は「金運太過きんうんたいか」です。庚こう=更こう(あらたまる意)、更新の意味で、行き詰る現状から未来を開く、新しいチャレンジの時です。子(ね)は新しい生命が萌きざし始める意味で、時代が目の前で動く年で大転換の年になります。210年に一度の大きな変化がやってきま…
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方術の玉手箱其の七十六が出来ました。後編

不眠の漢方の五行分類 1.水(腎) 寒くて寒くて、どうしても眠れない、足腰が冷える人は少陰腎経の冷えで恐れ驚きやすくなります。「霊鹿参」+「真武湯」又は「桂枝加朮附湯」を、眠りが浅くうつらうつら夢を見る人は「霊鹿参」+「桂枝加龍骨牡蠣湯」を用います。胃の冷えから来る不眠は「複方霊黄参丸」+「人参湯」を用います。脳の冷えから来る不眠は…
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方術の玉手箱其の七十六が出来ました。前篇

陰陽の狭間の不眠 膝の痛みや神経痛でロキソニンなどの痛み止めを連用している人は、解熱鎮痛剤(解熱+鎮痛)の副作用で体温(平熱)が下がっているので明け方2時から3時頃に痛みで目が覚めてしまいます。日の出前の艮うしとらの刻(丑寅)は陰中の陽の厥陰経が支配する時間で、陰が尽きて陽が入れ替わる極めて不安定な時間帯です。 一日を十二等分した時…
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方術の玉手箱其の七十五が出来ました。後編

睡眠は人間の本能であり東洋思想の五行では水に配当されます。十二支では子の刻に配当されるので23時前に就寝すると良いです。「寝る子は育つ」と云われているように成長ホルモンは真夜中(子の刻)に分泌されますから子供は21時に就寝して6時起床の早寝早起き9時間睡眠が推奨されますが、高齢者はホルモンも枯渇してくるので睡眠時間も短くなってきます、こ…
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方術の玉手箱其の七十五が出来ました。前篇

不眠症の分類と原因  現代人は様々な不安やストレスからグッスリ眠れないという不眠症の人が増えてきております。 不眠症の症状は次の4つに分類できます。 1. 入眠障害(寝つきが悪くなる) 2. 中途覚醒(入眠した後、何度も目が覚める) 3. 早朝覚醒(明け方に目覚めてしまう) 4. 熟眠障害(グッスリ熟睡できない) 不眠症の…
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